お米ができるまで

お米ができるまで

1. 種を選別する

質の良いお米を作るには、まず良い種を選ぶところから始めます。お米の種である種もみは、中身がしっかり詰まったものが上部に成長すると言われています。これを見分けるために、塩水を使います。中身の詰まっている種もみは下に沈み、そうでないものは浮いてくるので、沈んだものだけを選びます。

2. 種を選別する

種もみをネットに入れ、水につけることで、芽が出るのみ必要な水分を約2週間かけて吸収させ、いっせいに芽を出させます。

3. 種をまく

育苗箱という苗を育てるための箱に、床土を詰め、その上に種同士が重ならないように芽を出した種を均一に播きます。種を播いたあと、その上にうすく土をかぶせます。

4.苗を育てる

育苗箱は、苗間に置き、ビニールシートをかぶせ、土の水分の調整をしながら育てます。

5.土を作る

田んぼの土をトラクターで耕し、田植がしやすいように柔らかくかつ平らに整えます。

6.田植え

田んぼに水を入れ、トラクターでかき混ぜながら、土をならしていきます。これが代かきという作業です。

次に田植え機を使って、苗を植えます。まっすぐ植え、苗間の距離が近すぎないようにすることがポイントです。

7.稲を育てる

田んぼの水が少なくなれば足し、多いときは水を抜いたりして、水量を調整します。稲が土の中で大きく育つように稲と稲の間に溝を掘ります。これが作溝という作業です。

稲を育てる間、ずくだせ農場では、除草剤を使用しないため、苗を大きく育てるために、草取りはかかせません。

8.稲刈り

稲が黄色く色を変え、稲穂が垂れたら収穫の時期になります。ずくだせ農場では稲を刈った後、はぜかけをせず、すぐにもみの状態にします。

9.お米の完成

収穫したお米はもみすり機で周りの殻を取り、玄米に加工をします。